12月の三水会は、恒例の懇親忘年会で久しぶりに出席したメンバーや現役学生さんも交え(参加者26名)
和やかな雰囲気で東京赤坂の台湾料理店「点心 新葡苑」で、去る14日(水・19時)開催されました。
会にはマスコミ・ソフィア会からも磯浦康二会長を始め数名が参加して楽しい会でした。

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▼大きな時代の流れの節目 ― 今年2016年

懇親忘年会は、三水会黒水幹事の挨拶で始まりました。「今年は4月に発生した熊本地震が大きな被害をもたらしいつになく騒々しい一年であった気がします。外交・政治面でも様々なことおきました。内政では東京都知事の交代とそこから派生した小池改革での築地市場移転問題、2020年オリンピック、パラリンピックの会場問題など、これまで見えていなかったことがあぶりだされました。

さらに外交ではトランプ新米国大統領の年明け早々に誕生に向けて日本のみならず世界がその発言を見守っています。そして、ロシア、プーチン大統領の来日と領土交渉の行方、オバマ米大統領の広島訪問、安倍総理の真珠湾訪問、天皇陛下の生前退位のご意向をめぐる議論などなど、戦後71年が過ぎゆく今、大きな時代の流れの節目になるような気がします。世界の、日本の、将来をしっかり見据えて選択し行動する事がこれまでになく大事だと感じています。

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エンタテインメントでは、ポケモンGOが社会現象となり、四ツ谷や大学も描かれたソフィアンの川村元気さんがプロデュースした新海誠さんの「君の名は」が興収200億超の爆発的ヒットを飾るなど明るい話題もありました。そう、SMAP騒動も忘れては行けませんね。ただ、今年の流行語大賞はいただけない言葉がいくつかありました。来年はもっと素敵な言葉が大賞を射止めることを期待します。

来年は今年以上に大きな変化の年になると思います。来年春にはソフィアタワーがオープンします。そんな中、世界の中で尊敬される日本であるようにソフィアンの活躍が期待され、求められるのではないでしょうか。三水会もそんな一助になれればと思い、来年も活動してまいります。」と述べた。そして今年の三水会で講演したリスト(一覧参照)配られました。

▼世界で活躍する講演者、魅力ある旬のテーマが一杯

内容
1月: 「日本の航空権益と航空界の新しいトレンド」
遠藤大介さん(日本航空開発部商品サービス企画部・01年比較文化) 
2月: 「日本の医薬品業界の抱える課題とグローバル環境での経営」
鳥居正男さん(当時:ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社代表取締役社長、エスエス製薬第代表取締役会長、現在:ノバルティスホールディングスジャパン株式会社 代表取締役社長・66年外国語ドイツ語学科入学後、米国ロヨラ大学経営学部卒、75年上智国際学部卒)
3月: 「英語コミュニケーションのカギ:ポジティブイングリッシュの効用」
木村和美さん(東京外国語大学英語講師・74年外国語学部英語学科卒)
4月: 「独自の車づくりの追求~レガシィ、インプレッサ誕生物語」 
伊藤健さん(元富士重工、レガシィ、インプレッサ開発責任者・71年理工学部機械工学科卒)
5月: 「地震列島に生きる覚悟」
山本明夫さん(元NHK記者、松蔭大学教授・71年文学部新聞学科卒)
6月: 「これから世界はどうなるか?これから世界をどう理解すべきか?~多言語翻訳ビジネスの視点から」
上田輝彦さん(WIPグループ代表兼WIPジャパン代表取締役会長・89年法学部法律学科卒)
7月: 「これからの雑誌の生き残りはニッチマーケットにあり!」
十河ひろ美さん(株式会社ハースト婦人画報社「25ans」「Richesse」編集長・86年文学部新聞学科卒)
9月: 「水上機ビジネスが地方を活性化する~瀬戸内から新しいビジネスの息吹」
鵜木ゆみこさん(株式会社せとうちホールディングス企画本部広報部・ゼネラルマネージャー・78年文学部新聞学科卒)
10月: 「ソフィアタワーを造る~超高層ビルを支える鉄骨はどこからやってくる?」
竹山信夫さん(ヤマネ鉄工建設株式会社常務取役・72年理工学部機械工学科卒) 
11月: 「糖質制限食の実践とその対象者」
マリー秋沢さん(有限会社ビューティーニーズ代表・92年比較文化学部卒)

なおこれらの講演要旨は、コムソフィア・オンラインに順次掲載されていきます。(山田洋子 ’77外独)

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