先日マスコミ・ソフィア会主催の講演会「縄文文化の温故知新」で講師を務めました常任幹事の加藤春一(1968経経卒)です。講演会に引き続き「常任幹事会だより」を担当させていただきます。
—縄文文化の現代への浸透—
新型コロナの影響下、日本ではあきらかに、人間の本来の幸せや、生き方を求め始めていることは、日々感じることだ。
この中で、縄文道の視点から眺めると、様々な識者が日本の歴史を振りかえって、縄文時代の縄文人の生き方や、縄文文化の中に内在する価値観、宇宙観を見直して理論を展開している。
これから、日本が国家としてグランドデザインを描く秘密が隠されているといった、縄文文化、または縄文文明的 視点で述べていることだ。
更に、縄文文明とメソポタミア文明の形成に役割を果たしたシュメール文明との共通点を述べて、シュメール人が日本に渡来して縄文文明に貢献したといった論考も見られるようになった。
4年前に特許庁から「縄文道」の商標登録を取得した頃と比べると日本の縄文文化見直しの歴史的な大波動を感じる。
2021.12.20
マスコミ・ソフィア会 常任幹事
一般社団法人縄文道研究所代表理事 加藤春一(1968経経)