マスコミ・ソフィア会会員の皆さま:

 今月の「幹事会だより」は、諏訪なほみ(1965年外・仏)が担当します。
 例年になく早い梅雨明けやコロナ禍の再拡大の兆し、終結の見えない軍事侵攻に心の平安を忘れかけていた人々に、7月8日元首相が狙撃され死亡という大きな衝撃が走り、心が大きく乱されました。ただただご冥福を祈るばかりです。
 さて、私が卒業した1965年頃は、就職のための指定校推薦という慣習があり、就職先を見つけるのは難しく、特に女子の求人ほとんどなしでした。何とか婦人雑誌の編集部に入りましたが、間もなく夫が日本海側の地方都市に転勤。当時は4年制大学卒の女子、外国語が出来る編集者などは、全く何の役にも立たないことを実感しました。その後のいくつかの任地に移り住みましたが、地元の新聞社の方と知り合い、文化部や広告局の仕事をいただくこともありました。
 東京に戻ってからは、カトリック誌の編集を経て日本経済新聞社の子会社で、就職ガイドや会社案内制作のコーディネーターを経験。仕事で故村山素夫氏(1951文?新)にお会いし、設立間もない「マスコミソフィア会」に。濱口浩三会長、有馬靖副会長、磯浦康二幹事長は故人となられましたが、向山氏、稲村氏とはずっとご一緒です。
 しばらくすると「ソフィア会」ともご縁が出来、諸橋晋六会長、大河原毅広報部長のもとで、当時の『ソフィアだより(右開きの縦書きの体裁)』の編集やASF、大学の卒業式などイベントの写真を撮っていました。その間の1994年に、細川佳代子氏(1966文・英)の呼びかけで「スペシャルオリンピックス」が日本で設立され、以来、知的障がい者のスポーツ活動のボランティアを続けて28年になります。今まであまり口に出したことがないことを書き連ねましたが、お許しください。
 これからは、常任幹事会の平均年齢がぐっと下がりますよう、会の周知と会員の発掘を心がけていきたいと思っております。

2022.07.13
マスコミ・ソフィア会 常任幹事
諏訪なほみ(1965外仏)

諏訪なほみ*960x540
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◆常任幹事会からのご報告

 参議院議員選挙も「なんとなく」終りました。憲法論議が喧しくなりそうです。注視が求められる時代です。当会では7月2日に「大人の社会見学」を行い18人の参加がありました。猛暑真っ只中でしたが全員無事行程を終えることが出来、“縄文文化”を堪能しました。
 来月は常任幹事会も「夏休み」ですが、8日〜13日にはイグナチオ教会のヨセフホールでルーメル神父の会による「長崎・広島展示会と講演」が開かれます。是非お立ち寄りください。
 コロナウイルスの第七波が始まりました。これまで以上に感染対策をして乗り切っていただきたいと思います。猛暑・酷暑にも十分にお気を付けください。

2022.07.13
マスコミ・ソフィア会 会長
山本 明夫(1971文新)