マスコミ・ソフィア会会員の皆さま:ソフィア寄席開催のご報告
土手には紫・白の紫陽花が迎える好天の下、例年通りの賑わいを見せた5月28日の「ASF(all sophianns’ festival)」の午後、13号館の紀尾井亭では恒例となりつつある「ソフィア寄席」が開かれました。席亭はマスコミ・ソフィア会。
今年は、入船亭扇治師匠(1986年文新)を中心にプロマジシャンのカズ・カタヤマさんを招いての寄席となりました。会場の「葵の間」には50人あまりの寄席ファンが集まり、2時間余りを堪能しました。
開演早々には、扇治師匠手作りの猫キャラクターアニメが上映され「黒猫家こまち」が会場に集まったお客様を歓迎しました。市中の小屋では見られない嗜好が皆さんを「学友の輪」に引き込んでいました。
一席目は「たがや」でご機嫌伺い!梅雨明け“隅田川花火”が待ち遠しく感じられました。
続いてカズ・カタヤマさんのステージ。カード、紐、シンブル(指ぬき)などを軽快なリズムに乗せて自在に操り、手練の技で葵の間を盛り上げました。
中入り後は、再登場のカズさんによるミニマジック教室。道具を使わずその場で誰もができるマジックをお客様にレクチャー。マジシャンのユーモラスな語りに大入りの客席には和やかな笑い声が絶えませんでした。
トリは自身が猫好きの扇治師匠が「いただき猫」で締めくくりました。世の中には腹の清い人物と黒い人物が喜怒哀楽話を繰り広げます。落ちは「善人は救われる・・・」
お楽しみはアッという間に過ぎ、お開きとなりました。また来年!!ホッコリと家路を急ぎました。
2023.06.01
マスコミ・ソフィア会 会長
山本明夫(1971年文新)