第30回コムソフィア賞受賞者の奈々福さんが、浅草の木馬亭にて、来年1月から四か月連続で「玉川奈々福の徹底天保水滸伝」全4回 が開催されます。
「天保水滸伝」は、江戸時代後期、下総(現在の千葉県)に実在した笹川繁蔵と飯岡助五郎という二人の侠客の抗争の物語で、小説家・正岡容が二代目玉川勝太郎のために浪曲化し、以来、玉川の家の芸として受け継がれている長編浪曲です。
長い物語ですが、古典で受け継がれているものと、奈々福さんが小説などをもとに作った新作を含めて、このたび全四回で「天保水滸伝」の通し読みに挑みます。
記
第一回 1月31日(土) 19時開演(予約受付中)
助五郎の義侠(原作・伊藤桂一「燃える大利根」より 玉川奈々福・浪曲化)
鹿島の棒祭り(正岡容・作 玉川奈々福・脚色)
開口一番:天中軒かおり(曲師:旭ちぐさ)
第二回 2月20日(金) 19時開演(予約受付中)
ボロ忠売り出す(神田愛山台本より玉川奈々福浪曲化)
笹川の花会(正岡容・作 玉川奈々福・脚色)
開口一番:玉川わ太(曲師:玉川みね子)
第三回 3月27日(金) 19時開演(1月4日予約開始)
蛇園村斬りこみ(正岡容・作 玉川奈々福・脚色)
平手の駆けつけ(正岡容・作)
開口一番:玉川き太(曲師:玉川鈴)
第四回 4月24日(金) 19時開演(2月1日予約開始)
亡霊剣法(原作・伊藤桂一「亡霊剣法」 玉川奈々福・浪曲化)
三浦屋孫次郎(玉川奈々福・作)
開口一番:富士琴哉(曲師:沢村道世)
是非ご家族、ご友人を誘って応援いただければ幸いです。
詳しくは玉川奈々福さんのホームページもご参照ください
https://7729.jp/7729_blog/2025-11-07.html
2025年12月26日
常任幹事、事務局長、文化事業委員会委員
枝川葉子(1972外独)
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